舛添要一前東京都知事(71)が、新型コロナウイルスの影響で開催が危ぶまれる東京オリンピック・パラリンピックについて、「4月末までに終息しなければ、東京五輪はアウトだろう」と私見を述べた。

舛添氏は6日、ツイッターを更新。イタリアなどで感染者および死者が急速に増えている状況に触れ、「ヨーロッパでの感染拡大は大きな心配の種だ。東京五輪開催には、アメリカのみならずヨーロッパ(五輪の第一公用語は仏語)の意向が大きいので、悲観的要素が増えている」と、東京オリンピック(五輪)開催に言及した。

続けてアメリカでも深刻な状況が続いていることに、「米国、そして欧州のこのような状況が沈静化しないと、東京五輪は絶望的になる」とし、「私が厚労相として対応した新型インフルエンザは、潜伏期間、回復期間などが短く、1週間単位で対応できた。今度のウイルスは、潜伏期間も回復期間も2週間~1カ月と長く、1カ月単位でしか判断できないのである。つまり、5月末ではなく、1カ月前の4月末までに終息しなければ、東京五輪はアウトだろう」とした。

なお、東京五輪中止の場合の損失については「東京五輪中止の場合、7.8兆円の喪失と、SMBC日興證券が試算。GDPが1.4%減少。五輪の費用は、大まかに言えば、約3兆円であるが、経済効果は30兆円と言われている。中止になれば、失うものが大きい」とツイートした。