NHKは18日、大河ドラマ「麒麟がくる」(日曜午後8時)の新たな出演者を発表した。

織田信長の家臣、毛利新介を今井翼(38)、織田家宿老、佐久間右衛門尉信盛(さくまうえもんのじょう・のぶもり)を金子ノブアキ(38)、越前・朝倉家の家臣、山崎吉家を榎木孝明(64)が演じる。

今井は「大河ドラマには今回で3回目の出演となりますが、今川義元にとって重要な回に出演できたこと、心から感謝しております。今川義元を討ち取るという要の役を演じるにあたり、毛利新介の出世欲、強い執念を目的に演じさせていただきました。身に余る演出をつけていただき、胸が高鳴る時間を過ごさせていただきました。壮大な桶狭間の戦いのシーンにぜひともご注目ください」。

金子は「久しぶりに大河ドラマの現場に帰って来る事が出来ました。本当にうれしいです。ここまでに培った全てを注ぎ込む所存です」。

榎木は「山崎吉家は朝倉家に仕えた文武両道の武人で、外交にもたけた人物とありました。そこまで聞くと後は自分の中で自由に魅力的な人物像を作って行こうと思います。歴史はよく勝者の書き残した歴史とも言われますが、役者も役をいかようにでも膨らませて行ける強みがあります。サバイバルゲームのような下克上の戦国時代を必死で生きる、きもの据わった武将をイメージしています」とそれぞれコメントした。