堺雅人(46)主演のTBS系連続ドラマ「半沢直樹」(日曜午後9時)が19日スタートし、第1話の平均視聴率が22・0%(関東地区)だったことが20日、ビデオリサーチ調べでわかった。13年の前シリーズ第1話(19・4%)を上回る好発進。同局連ドラの初回放送としては11年「南極大陸」(22・2%)以来9年ぶりに20%の大台に乗せた。

堺演じる主人公半沢直樹が、銀行内の不正の数々を暴いて人気を得たシリーズ。当初4月スタート予定だったが、新型コロナの影響で約3カ月遅れで始まった。番組関係者は「(初回放送が)延びたことが意外といい方向に作用したのかもしれないですね」などと語った。

前シリーズでは1度も数字を落とすことなく、最終話で平成のドラマで視聴率1位(最終回42・2%=ビデオリサーチ調べ・関東地区)を記録する大ヒット。今シリーズも次回以降に注目が集まる。