渡辺満里奈(49)が16日、大塚食品の「『ゼロミート』ブランド ネクストアクション オンライン記者発表会」で、新型コロナウイルスの感染拡大で4月に自粛期間に入った中で「いつもは料理をしない夫が料理をした」と、夫のネプチューン名倉潤(51)が料理を協力したと明かした。

渡辺は自粛期間中の生活について聞かれると「最初は今までにない状況で戸惑ったり、ストレスもあった。1日、ご飯を作っていて大変だぞと思ったけれど、家族で過ごせる時間は限られているし、今までもなかった。貴重だった」と語った。その上で「みんなで乗り越え、家族の時間はかけがえがないと思った。学びも多かった」と語った。

渡辺はこの日、白を基調とした衣装で登壇。「肉じゃないのに、そこそこ美味い!」がキャッチフレーズの、大豆をベースにした肉不使用ながら肉そっくりの味わいが売りの「ゼロミート」を意識し、ナチュラルな色の衣装をチョイスしたという。「15年前の結婚式の2次会が、こんな服装。思い出した」と、2005年(平17)に挙げた名倉との結婚式当時を思い浮かべた。

渡辺は名倉との間に07年に長男、10年に長女を出産し現在、2児の母だ。日々の家庭生活について聞かれると「毎日、髪を振り乱しながら生活しているので。あまり、クヨクヨ、いろいろなことを悩まないように、あっさり切り替えて、次に行こうとやっています。いつも、フレッシュな気持ちでいられるので」と語った。

この日は、米ニューヨークの3つ星レストラン「ジャンジョルジュ」で日本人初のスーシェフ(副料理長)、東京ではシェフを務めた青山「THE BURN」の米澤文雄シェフも登壇。ゼロミートとのコラボメニュー「ゼロミートのグリル ビーガンオニオンデミグラスソーズ キヌアのサラダ添え」を紹介した。渡辺は実食した途端、両目を見開き「ものすごい、ソースにコクがありますね。タマネギのコクだけですか? すごく、おいしい、おいしいです。ゼロミートのハンバーグと、とても合っていて、良いんだったら全部、いただけます」と、許されればイベント中に完食したかったと吐露した。

渡辺自身、家庭でゼロミートの調理を試したという。「お肉を使わないビーガン料理は知っている。自分で食べたことは、なかったかな? ビックリするほど、お肉でした。ソースにもこくがあって、大豆だけ、お肉を使っていないと感じさせないボリュームがあった。自分の中で“大豆を摂取しようキャンペーン”中、私たちの年代にもいい」と振り返った。毎日、弁当を作っているといい「子どもたちも『おいしい』と食べていた。すごく食べ応えがある。バタバタの朝は温めるだけで助かります」と笑みを浮かべた。

環境問題についても、子供と一緒に日々、考えて取り組んでいるという。渡辺は「環境のことでいったら、子どもたちと話をしたりもする。レジ袋が有料化になり、娘もエコバッグを作って取り組んでいる。なるべく食べるものを、ゴミにしてしまわないように残さないとか、自分たちが出来ることをやっていく。未来に向けて、地球を大切にすることが大事」と語った。