ジャニーズ事務所が、日本看護協会に5億円を寄付したことが21日、分かった。新型コロナウイルス感染拡大を受けての社会貢献活動「Smile Up! Project」の一環。同協会は寄付金で「Johnny’s Smile Up! Project基金」を設立し、認定看護師の育成に関する事業や看護師等学校養成所への支援事業に役立てるという。

ジャニーズ事務所の公式サイトでは、「新型コロナウイルス感染拡大防止のため、継続的に医療従事者の皆様への支援活動を行ってまいりました。そして、このたび、看護師の皆様をご支援するため、『Johnny’s Smile Up! Project基金』を日本看護協会様に設立することとなりました」と報告された。

同サイトでは「医療現場の最前線で感染予防対策に気を配りながら、日々、患者様と向き合う看護師の皆様は、心身ともに大変な負荷がかかっている状況にあることを見聞きしていたことから、看護師の皆様に少しでも笑顔になっていただきたいと考えておりました」と経緯を説明した。

ジャニーズグループは、これまでにも同プロジェクトで3億6000万円分の医療物資やPCR検査拡充支援金2億円を寄付しており、支援総額は10億6000万円となった。

この日、東京・日本看護協会JNAホールで、関ジャニ∞のメンバー5人が同協会に目録を贈呈した。同協会からは感謝状が渡された。