関ジャニ∞大倉忠義(35)が主演するフジテレビ系連続ドラマ「知ってるワイフ」(木曜午後10時)の初回が、7日に放送される。初回は15分拡大。

大倉が演じるのは、結婚5年目で2児の父親の銀行員・剣崎元春。職場では上司から叱責(しっせき)され、疲れて家に帰ると妻の澪(広瀬アリス)から怒鳴られて「こんなはずじゃなかった」と悩みを抱える恐妻家だ。澪は家事と2人の子供の育児に追われ、ストレスがマックスの“ワンオペ主婦”。そんなある日、元春が突然、大学時代にタイムスリップ。「過去に戻って選択を変えれば、妻が代わり人生も変わるのでは」という、ファンタジーなラブストーリーになっている。

第1話では、あおい銀行に勤務する元春(大倉)は大きな悩みを抱えていた。それは、妻の澪(広瀬)との関係。2人の子供もいて順風満帆にみえるが、悩みは澪の自分への態度。一方、澪もパート仕事をしながら、家事や育児に非協力的な元春にいら立っている。

ある日、急な仕事で保育園に子供を迎えに行けなかった元春は、怒った澪に物を投げつけられ、家から追い出されてしまう。元春は、銀行の同僚、津山千晴(松下洸平)を呼び出し、澪と離婚したいと愚痴る。

その直後、元春は大学時代に憧れを抱いていた後輩、江川沙也佳(瀧本美織)と偶然再会。元春は沙也佳から「学生時代に好きだった」と明かされる。まさか自分を好きだとは…。しかし、思い当たることがある。

当時、元春は沙也佳からコンサートに誘われた。当日、バスに乗って出かけた元春は、車内で女性が財布を落としたのを見て拾い、途中下車して交番に届ける。財布を落とした女性こそ、高校生の澪だった。結局、沙也佳との待ち合わせに遅刻してデートは出来ず、この出来事が澪と結婚するきっかけに。あの時、バスを降りなければ…。

その後も澪の冷たい態度に辟易(へきえき)しながら、仕事を終えて公園で一息つく元春。すると、目の前に奇妙な男・小池良治(生瀬勝久)が現れる。「過去に戻ることが出来る」という言葉に反応した元春に、小池は500円硬貨を渡した。その硬貨が元春の人生を大きく変えることになる。