嵐が12月31日、生配信ライブ「This is 嵐 LIVE 2020.12.31」を東京ドームで開催し、惜しまれつつも活動休止に入った。デビューから21年間走り続けた国民的アイドルグループが“日曜日”を迎えた。休止期間は少なくとも数年単位になるとみられる。一方で今夏、延期となった東京五輪で、限定的にメンバー5人が再集結する可能性が浮上していることが分かった。
◇ ◇ ◇
年末のエンターテインメントはまさに「嵐祭り」状態だった。各局の音楽特番をはじめ、TBS系「日本レコード大賞」、「NHK紅白歌合戦」、そして生配信ライブと、活動休止の瞬間まで、嵐の話題で持ち切りだった。99年11月のデビューから約21年。19年1月の活動休止発表から約2年。5人はいったん、グループとしての歩みを止めることを選択した。
トップアイドルとして駆け抜けた日々は、決して平穏ではなかった。一挙手一投足に注目が集まった。輝かしいステージでスポットライトを浴びる一方で、心身共に負担も掛かっていた。「一度何事にも縛られず、自由な生活がしたい」。活動休止を発表するきっかけとなったリーダー大野智(40)の思いも、当然のものだろう。
ジャニーズ事務所の先輩東山紀之(54)は、日刊スポーツの取材に「活動休止は嵐にとって日曜日だと思うので、大人への準備期間としてしっかり休んで。次の月曜日を迎えてほしいですね」と話し、5人をねぎらっていた。櫻井翔(38)相葉雅紀(38)二宮和也(37)はレギュラー番組などもあり、1月からも変わらず活動を続けるが、松本潤(37)はしばらく充電期間に入るとみられ、大野は活動を休止するようだ。
嵐の休止期間について、テレビ局関係者は「少なくとも2~3年、長ければそれ以上になるかもしれません」と話した。「近いところでは、1つの節目となる、デビュー25周年を迎える24年の前後に活動再開する可能性もあります」と推測した。
また、本格的な活動再開とは別に、今夏の東京五輪で“再集結”する可能性も浮上している。嵐はNHKの「東京2020オリンピック・パラリンピック放送スペシャルナビゲーター」に起用されていた。複数の関係者によると、五輪延期決定後も、五輪関係者や政府関係者から、活動延長や、「五輪だけでも5人で出ていただけないか」などと打診を受け続けていたという。今年の五輪開催時の対応について、メンバーが周囲の親しい関係者に相談したこともあったという。
コロナ禍などで実現しない可能性もあるが、今夏の状況によっては、五輪関連の仕事で、一夜限りなど、限定的な形で再集結した姿が見られるかもしれない。いずれにせよ、今日1日からそれぞれの休止期間が始まる中で、それぞれのペースで将来のことなどを考えていく時間となりそうだ。



