EXILE TRIBE（一族）のGENERATIONS、THE RAMPAGE、FANTASTICS、BALLISTIK BOYZの「Jr．EXILE世代」4組による「Jr．EXILE世代」による次世代総合エンターテインメントプロジェクト「BATTLE OF TOKYO」の記者発表会が18日、都内で行われた。

今、勢いに乗る「Jr．EXILE世代」のメンバー38人が“アバター化”し、リアルとバーチャルの横断や融合を展開する世界初の「Mixed Reality Entertainment」として本格始動する。企画・プロデュースのEXILE HIRO（51）は「各ジャンルのプロフェッショナルに集まっていただいて、最高のスタートが切れている。アニメ、ゲームといろいろな展開がある。この世界観のまま世界に発信して、グローバルマーケットにも挑戦したい。クレイジーな構想にさらになっていくと思います。まだ現時点では5％くらいなので、スタートラインです」と意気込んだ。

アバター化にあたって、モーションキャプチャーのモデルも務めたFANTASTICS世界（30）はこの日、自らがアバター化された「TEKU」とダンスバトルを披露。キレキレの動きを見せて「楽しかったです」と笑顔を見せた。

新たな挑戦に向けて、日本を代表する豪華スタッフも集結した。映像監督は、「攻殻機動隊　新劇場版　Virtual Reality Diver」の東弘明氏をはじめ、キャラクターデザインは「Pokemon GO」などのコザキユースケ氏、メカニックデザイナーには「機動戦士ガンダム　逆襲のシャア」の出渕裕氏が担当する。

また声優は、ZERO（≠白濱亜嵐）役に梶裕貴、PARTE（≠関口メンディー）役に木村昴、LUPUS（≠川村壱馬）役に石川界人、LUCAS（≠吉野北人）役に堀江瞬、TEKU（≠世界）役に武内駿輔の起用がこの日発表された。GENERATIONS関口メンディー（30）は、木村と同学年ということもあって「僕と“タメンディー！”なのでうれしいです」と笑顔を見せた。

同プロジェクトは19年に始動。同年には、各組総当たりのコラボ曲を発表し、4日間連続ライブなどを行った。この日はほか、GENERATIONS片寄涼太（26）THE RAMPAGE川村壱馬（24）吉野北人（24）BALLISTIK BOYZ砂田将宏（20）が出席。

6月23日には、アルバム「BATTLE OF TOKYO TIME 4 Jr．EXILE」の発売も決定。片寄は「各グループの曲もありますし、コラボの曲、全員での曲もあって盛りだくさんです」。川村も「グループのカラーも出ていますが、普段とはまた違ってBATTLE OF TOKYO寄りのカラーになっています」とアピールした。

◆「BATTLE OF TOKYO」　19年に始動したLDHが仕掛ける総合エンターテインメントプロジェクト。EXILEに憧れてアーティストになった「Jr．EXILE世代」が集結し、未来の架空都市「超東京」を舞台にそれぞれのプライドをかけてパフォーマンスバトルを繰り広げるエンターテインメントで、19年に各組総当たりのコラボ曲を発表し、千葉・幕張メッセで4日間連続ライブを開催。今後はアニメ化、ゲーム化などさまざまな展開をしていく。企画・プロデュースはEXILE HIRO。