稲垣吾郎(47)主演舞台「サンソン-ルイ16世の首を刎ねた男-」(23日初日、東京・池袋の東京建物ブリリアホール)の公開ゲネプロが22日、同所で行われた。18世紀パリの死刑執行人シャルル-アンリ・サンソンの実話をベースに、マリー・アントワネットやルイ16世の首をはねながらも、現役医師で死刑廃止論者でもあるサンソンを稲垣が演じる。

ルイ16世を中村橋之助が演じるほか、橋本淳、牧島輝、田山涼成、榎木孝明らが出演。演出は白井晃。

稲垣は「久しぶりの新作舞台になり、良い緊張感で稽古を続けることができました。フランス革命期に実在した死刑執行人“サンソン”は僕がぜひ演じてみたいと思っていた人物でもあります。重い時代の中でも、社会を良くするために職務に忠実に生きたサンソンという人物を精いっぱい演じたいと思います」とコメントした。

東京公演(5月9日まで)の後、大阪、福岡で上演。さらに6月25日~27日までの横浜公演も決定した。