テレビ朝日系情報番組「グッド!モーニング」(月~金曜午前4時55分)などで天気を担当する気象予報士の依田司氏(55)が29日、新型コロナウイルスに感染したと自身のインスタグラムで報告した。

新型コロナウイルスのワクチン接種後、発熱の症状があったという依田氏は症状が改善しないことからPCR検査を受けたところ「今朝、検査結果が届き『L-452R変異株(インド株)陽性』との事でした」と報告。感染経路は不明で、濃厚接触者はいないという。現在の体調については、平熱で味覚嗅覚もあるが、だるさは感じているという。

今後については「当面の間『グッド!モーニング』と『サタデーステーション』をお休みすることになります」としている。

依田氏は27日に、インスタグラムでワクチン接種の副反応の影響で出演する同局系「サタデーステーション」(土曜午後8時54分)の出演を見合わせたことを報告するとともに、「(接種から)きょうで4日目ですが、日に日に体温があがり、今朝はついに39.4度となりました」とし、「言われている副反応は全て発症しており、しかもそれぞれ重いものです。さらに、咳、痰、肺の違和感もあります。保健所に確認したところ直ちに救急車を呼んで下さいとのことでしたが、あすまで様子を見ようと思います」とつづっていた。

29日の投稿では、ワクチンによる副反応と報告していたことについても言及。「この度、新型コロナウイルスワクチンの第一回目の接種をご報告したことから、どんな副反応が出るのか、その後の経過観察をお伝えするのが責務と考えていました。しかしながら、ワクチン接種後にすぐ本来の新型コロナの症状が出てしまったため、まったく役に立たない情報になってしまいました」とし、「副反応ではありません。これからワクチン接種をされる皆様に、大いなる不安と恐怖を与えてしまったものと想像しております。本当に申し訳ございませんでした」と謝罪。その上で、「2度目のワクチン、もちろん受けます。今回みたいな辛い思いはしたくありませんし、誰かにうつして辛い思いをさせたくありませんから。いま私の体内にいるコロナウイルスを死滅させ完全なる抗体が出来上がれば、その必要はないのかもしれませんが、お医者さんと相談しながら進めたいと思います」とした。