女優藤山直美(62)の主演舞台「おあきと春団治~お姉ちゃんにまかしとき~」(7月3~26日、東京・新橋演舞場)の初日前会見が2日、同劇場で行われた。

田村亮(75)は4月に兄田村正和さん(享年77)を亡くして以来、初めて報道陣の前に立った。

田村は「男兄弟は普段ベタベタ会ったりしない。小さい時に遊んだことを思い出すくらいです」とした上で「兄貴が亡くなってから3カ月になります。普段ずっと連絡取ってなくて、『しばらく声を聞いてないな、そうか、もういないんだ』という思いです。小さい時に遊んでくれた時はありがたみを感じなかったけど、よく遊んでくれました」と振り返った。

同作は上方落語の爆笑王の異名をとった桂春団治を支えた姉おあきを描いた物語。直美にとっては6年ぶりの新作喜劇、東京では2年ぶりの公演となる。

ほかに西川忠志、金子昇、西川きよしが出席した。