オノ・ヨーコさん(88)が、23日に行われた東京オリンピック(五輪)開会式で夫で元ビートルズのジョン・レノンさんとの楽曲「イマジン」が披露されたことを受け、ツイッターでコメントを発表した。開会式では、5大陸を代表する歌手らがドイツの作曲家ハンス・ジマー氏がアレンジしたバージョンの「イマジン」のパフォーマンスを行った。「ジョンと私は共にアーティストで、一緒に暮らしていたので、お互いに刺激を与えあっていました。“イマジン”という曲は、私たちが当時一緒に信じていたものを具現化したものです。彼は西洋で、私は東洋出身ですが、私たちは今も一緒にいます」とツイートした。

1971年に発表された「イマジン」は、平和を象徴する曲として12年ロンドン五輪閉会式や18年平昌五輪開会式など過去の五輪でも演奏されている。今大会では、アジアを代表して杉並児童合唱団が会場のステージで歌を披露し、アフリカからアンジェリーク・キジョー、ヨーロッパからアレハンドロ・サンス、アメリカからジョン・レジェンド、そしてオセアニアからはキース・アーバンがそれぞれの大陸を代表して映像で出演していた。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)