城桧吏(15)が、映画「GHOSTBOOK おばけずかん」(22年7月22日公開)で、山崎貴監督(57)作品に主演で初参加することが28日、分かった。劇中では、どんな願い事もかなえてくれる1冊の本「おばけずかん」を手に入れたことで、おばけの住む不思議な世界へと迷い込んでしまう少年・坂本一樹を演じる。「初めて山崎監督の作品に出演することが決まって、とても緊張していたのですが、監督や周りのスタッフの方々が、とても優しく話しかけてくれて毎日が楽しい撮影でした!」と力を込めた。

「GHOSTBOOK おばけずかん」は、全国の小学校の図書室でなかなか借りられないほど小学生の間で人気が高く、30巻で110万部を突破した原作・斉藤洋氏、絵・宮本えつよし氏の人気童話「おばけずかん」シリーズ(講談社)の実写化作品。山崎監督が、原作の世界観を元に、子供たちが過酷な運命を変えていく力を信じる物語をオリジナルで書き下ろした。

城をはじめ、劇中で主要キャストとなる運命の子どもたち4人は、総勢500人以上からオーディションで選ばれた。城が演じる一樹とともに、不思議な世界へ迷い込んでしまう仲間の太一を柴崎楓雅(13)が演じる。また映画デビューのサニーマックレンドン(11)が飯田サニー宗佑役、吉村文香(13)が一樹がひそかに思いを寄せる橘湊役に、それぞれ抜てきされた。

城は他の3人との共演について「共演者のみんなとも、撮影の合間に読み合わせをしたり、ここのシーンをどう動くのかなどを一緒に考えたりもしました」と振り返った。その上で「一樹というキャラクターは、怖がりで頼りないところがありますが、優しくて友達思いだなという印象を受けました。1つ1つのシーン、どのように表現するかを考えながら山崎監督と一緒に一樹を作り上げました!」と強調した。

山崎監督は、00年の監督デビュー作「ジュブナイル」以来となる、少年少女を描く映画を手掛けた。「デビュー作『ジュブナイル』から20数年、さまざまなジャンルの映画を撮らせてもらってきましたが、年々自分の原点とも言える少年少女を主人公にした作品を、またやりたいという気持ちが高まってきていました。そしてついにその夢がかなう時が来ました」と感慨深げに語った。

メインキャラクターの子どもたちを演じた、城以外の3人のコメントは、以下の通り。

柴崎楓雅(工藤太一役)僕の演じた太一は大人のことは信用せず反抗的で言葉遣いは荒っぽいですが、

どんな困難にも立ち向かっていく、誰よりも友達思いな男の子なので、一生懸命さが全力で出せたらと思い演じました。(教師・葉山瑤子役の)新垣(結衣)さんは撮影の待ち時間などでもお芝居のアドバイスをしてくださって、普段から本当の先生のようでした。

桧吏くん・サニー・文香ちゃんとはリハーサル期間から撮影まで、約4カ月一緒にいたので、本当の親友のように過ごせた毎日が僕の宝物です。山崎監督は空き時間も僕達と一緒にいる時間を作ってくださって、お芝居のお話をしたり、一緒に遊んでくださったりと、毎日、楽しくもたくさんのことを学ぶことができました。

サニーマックレンドン(飯田サニー宗佑役)ぼくにとっては初めて経験する事ばかりで大変だったけど、とにかく毎日がとても楽しかったです。オーディションで山崎監督に初めて会った時は、少しだけ怖そうだなと思いましたが、いざ撮影が始まるととても優しくて、休憩時間でもたくさん話をしてくれたり、撮影の後でも海で水切りをして遊んでくれたりしました。かいりくんもふうがくんもとても仲良くしてくれて、泊まりがけで撮影に行った時は、毎日のように一緒にお風呂に入ったりご飯を食べたり、撮影がない日にオンラインゲームを一緒にしたりした事はとても楽しい思い出になりました。撮影期間中に自分の誕生日があり、共演者やスタッフのみなさんにサプライズでお祝いしてもらった時は本当にうれしかったです。自分のことを映画の中で観るのは恥ずかしい気持ちもあるけど、面白くて感動もある作品なので、学校や野球の友達に観てもらいたいし、いろんな人にも観てもらえたらうれしいです。

吉村文香(橘湊役)負けず嫌いで真っすぐで明るい湊の、明るさをどう表現したら良いのかを常に考えていました。みんなとは、年齢が近いということもあり、お誕生日のお祝いをしたり、石投げしたり、一緒に行動する事が多かったです。撮影後、海に向かってどれだけ跳ばせるか、石投げして遊んでいたら、いつの間にか監督も混ざっていて…懐かしい思い出です。新垣さんは、いつも完璧だし、みんなのことを見守ってくださっているし、こんな女性になりたい! と思う憧れの存在です! 山崎監督のほっこり温かい世界観が大好きで、そこに自分が加われた事が、いまだに信じられません。最後の日は、長い時間を、支えてくださった皆さんに囲まれて、涙が止まりませんでした。緊張しながら臨んだ作品が、監督とスタッフのみなさんの手で、どのように生まれていくのか、楽しみです!