柳楽優弥が主演を務める日本テレビ系連続ドラマ「二月の勝者-絶対合格の教室-」(土曜午後10時)第7話が27日、放送され、平均世帯視聴率が6・9%(関東地区)だったことが29日、ビデオリサーチの調べで分かった。

第1話は9・2%、第2話は7・9%、第3話は8・0%、第4話は6・8%、第5話は7・4%、第6話は8・8%だった。

同作は、高瀬志帆氏の同名漫画が原作で、中学受験の実態をリアルに描いている。柳楽演じる主人公の最強で最悪なスーパー塾講師・黒木蔵人が奮闘していく。

第7話では、9月になり、全国統一合格判定テストを受けた桜花ゼミナール吉祥寺校の受験生たち。夏の頑張りの成果が出るかと思いきや、この時期は全国の受験生の学力も同じように上がっているため、そう簡単に偏差値は上がらず…。黒木(柳楽優弥)は、一番の心配事は「上がらない偏差値を見た親たちをいかに黙らせるか」だという。

いよいよ志望校選びをする保護者面談が始まり、生徒たちも受験を意識し始める。そんな中、佐倉(井上真央)が受け持つRクラスの生徒・石田王羅(横山歩)は自習室に来るものの遊んでばかりで、他の生徒に迷惑ばかりかけているありさま。どうすれば王羅が勉強する気になってくれるのかと悩む佐倉だったが、橘(池田鉄洋)は「小学生が毎日塾に来ていること自体がすごい」と言う。その後、佐倉は王羅の母・三枝子(岩崎ひろみ)から、王羅が桜花へ入塾した経緯を聞かされる。

ある日、いつものように自習室で遊んでいる王羅に対し、成績が伸び悩み焦りを感じているRクラスの大内礼央(粟野咲莉)は怒り声を上げる。それを聞いた橘は勘違いして礼央を叱ってしまう。これをきっかけに、礼央の母から「塾を辞めようと思っている」との連絡が…。