女優加賀まりこ(77)が5日、都内で、主演映画「梅切らぬバカ」(和島香太郎監督)の大ヒット御礼舞台あいさつに、塚地武雅(50)と出席した。

母親と自閉症を抱えた息子の日常を描いた作品。加賀は「(映画を)ご覧になった後でのごあいさつは、初めてなんです。すごく恥ずかしいんです。緊張しています」とあいさつ。

同作は、当初3館ほどでの上映が現在は119館に増えたという。大ヒットの反響を「意外の連続で…。普段あまりお付き合いのない業界のお友達が、突然連絡をくださって。ビックリの連続です。あまり今までの人生で褒められることがなかったので、毎日驚いています」と笑顔で恐縮した。

現在は秋田、高知をのぞいた45都道府県で公開されているという。加賀は「ここまで来ると47都道府県いきたいね」と意気込んだが、塚地は高知県観光特使を務めていることを引き合いに「なんでなんですか!」と高知での公開を切望し、笑いを誘った。