6日に放送された俳優綾野剛(39)主演のフジテレビ系連続ドラマ「アバランチ」(月曜午後10時)第8話の世帯視聴率が9・1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と7日、分かった。関西地区は9・4%だった。

個人視聴率は関東地区で5・0%、関西地区で5・4%だった。

関西テレビ制作のドラマ枠が、火曜午後9時台から、同10時台へと移動した第1弾。綾野が演じるのは謎の犯罪撲滅集団アバランチのメンバーで、元警視庁公安部外事三課の羽生誠一。3年前のテロ事件で、仲間たち5人が全員殉職し、唯一生き残った。他にさまざまな経歴の人間が集められ、悪と戦っていく。

アバランチのリーダーで警視庁特別犯罪対策企画室長の山守美智代を木村佳乃(45)。メンバーで特別犯罪対策企画室の西城英輔を福士蒼汰(28)、ハッカーの牧原大志を千葉雄大(32)、元自衛隊の明石リナを高橋メアリージュン(33)、元警視庁爆弾処理班の打本鉄冶を田中要次(58)が演じる。

第8話では、牧原が官房副長官の大山健吾(渡部篤郎)直轄の秘密組織・極東リサーチによって拘束された。動揺する山守が次の手を考えているところへ大山が現れ、山守は身動きがとれなくなってしまう。

さらに、アバランチの名を語る偽の集団が新たな予告動画をアップ。それは、山守や西城がいるイベント会場の爆破をにおわせる内容だった。リナたちはアバランチを呼び寄せるための大山のワナだと勘ぐるが、それでも、テロによって人命が奪われることを避けたい羽生は、急いで会場へ向かう。

爆破予告時間が迫るなか、西城と打本は会場に仕掛けられた爆弾を探し、羽生とリナは牧原の救出を急ぐ。一方、大山からある動画を見せられた山守は、映像を見て思わず息をのんだ。