俳優内藤秀一郎(25)が28日、主演映画「仮面ライダーセイバー 深罪の三重奏」初日舞台あいさつに出席し、今後のさらなる飛躍を誓った。

昨夏まで約1年間放送されていたテレビシリーズの続編として作られ、同シリーズ最終章から8年後の物語を描く。内藤は「この1年半、正直いろいろありまして、自分で言うのもおこがましいですが、人としても役者としても僕の中で一番成長できました」と振り返った。

作品には同年代の役者が多く、内藤は共演者らへの感謝も口にした。周囲も内藤が撮影期間を通して変わっていく様を感じていたといい、山口貴也(24)は「みんなに支えられていることに(内藤が)どこかで気づいて、すごく頼もしくなったなと思いました」と語り、青木瞭(25)も「顔が変わった。精悍(せいかん)な顔立ちになったよね」と明かした。

上堀内佳寿也監督(35)もそんな彼らの頑張りをたたえ「どこに出しても恥ずかしくない人たちに成長したなと思います。作品にちなんで言うと、8年後が楽しみですね。そんな人たちになってくれたんじゃないかなと思います」とエールを送った。最後のあいさつでは内藤が感極まる場面もあり、「お世話になったセリフで締めたいと思います『物語の結末は俺が決める!』」とポーズ付きで決め、大きな拍手を受けた。

舞台あいさつには川津明日香(21)も出席した。