フジテレビ系「ワイドナショー」(日曜午前10時)が27日放送され、24日に覚醒剤取締法違反(所持)の疑いで逮捕されたKAT-TUNの元メンバー田中聖容疑者(36)について取り上げた。

デビューまもなくのKAT-TUNと番組で共演していたというゲストのアンジャッシュ児嶋一哉(49)は、田中容疑者について「あいさつもできていたし、芸人へのリスペクトもある人だなと思っていた。悪い印象は1個もないけど、こういうのを見てしまうと、悪そうな人が本当に悪かったんかい、とがっかりしてしまう。芸人も、毒舌を言ったりする人が裏ではちゃんとしているということがかっこいい。そのまんまじゃんって思ってしまう」と残念がった。

配信番組で共演したというMCの東野幸治(54)は「音楽に対する熱い思いとか、頑張っていくとおっしゃっていたので、報道が事実であるならばショック。治療が最優先だと思う」。アルコールや砂糖にも依存症はあるとし、古市憲寿氏(37)は「たまたまそれが合法だから『依存しても大丈夫』ということになっているけど、薬物のように依存性が強い違法のものに依存症になってしまった時、周りにサポートを求めづらい。ただ『覚醒剤はダメ』と言うのではなく、依存してしまった人をどうサポートするか、そこにあまりネガティブな目線を向けないことが大事なのでは」と訴えていた。