活動休止していた歌手松田聖子(59)が6月から、今年の全国ツアーをスタートさせると8日、公式サイトで発表した。

6月11日の埼玉・さいたまスーパーアリーナからスタートし、同月25、26日の大阪城ホール、7月13、14日の日本武道館、8月20日のマリンメッセ福岡、8月27、28日の日本ガイシホール(愛知)の5会場で8公演を予定している。

20年の40周年記念ツアーはコロナ禍で延期し、21年に実施していた。

また、この日までに、ディナーショーを4月9、10日にグランドプリンスホテル新高輪で、5月5日からはニューオータニ大阪でも再開することが発表されている。

聖子は昨年12月18日に札幌市内のホテルで愛娘の神田沙也加さんが急逝したことを受けて同日のディナーショーを最後に活動休止。12月19日に東京、同23日から大阪で予定していたディナーショーは中止となっていた。

同月21日には、沙也加さんが荼毘(だび)に付された斎場で、沙也加さんの父神田正輝(71)と並んで取材対応し、涙目で「本当に皆さん、お寒い中、申し訳ございませんでした。ありがとうございます」とだけコメント。大みそかの「NHK第72回紅白歌合戦」出場も辞退していた。

今月10日に還暦を迎える聖子。訃報を受け憔悴(しょうすい)し、愛娘の死は決していえるものではないが、現在はファンや娘のためにもしっかり歌わないと、と決意をしているという。