男性11人グループJO1が12日、東京・TOHOシネマズ新宿で、初のドキュメンタリー映画「JO1 THE MOVIE『未完成』-Go to the TOP-」(稲垣哲朗監督)の公開記念舞台あいさつに出席した。

映画は11日から公開されており、白岩瑠姫(24)は反響について「SNSで『感動した』とか『懐かしい』という言葉があって。裏で監督ともいろいろと思い出を話していましたが、みなさんからもすごく感動したという声が多くてうれしいです」と笑顔で話した。

ともに登壇した稲垣監督からはメンバーそれぞれにフィーチャーしたメッセージも贈られた。最年少の豆原一成(19)は監督から「10代とは思えないしっかりした受け答えができますが、時にスイッチが入ったようなテンションの上がりっぷりもある」と評されると、「気づかないうちにテンション上がってますね」と照れ笑いを浮かべ「特にメンバーといると楽しくなっちゃって」と語った。

これまでMr.Childrenのドキュメンタリー映画なども手がけてきた稲垣監督はJO1との出会いでも得るものが多かったといい「いろんなことを気づかせてもらいました。コロナ禍でデビューする苦境の中で、逆境をバネにメンバーもグループを良くしていくとか、コロナでいろんなことができなくなってしまったり、夢みたいなこともかなえられなかったことがある時に必要なものが詰まっていました」と語った。 

グループでは、昨年11月から適応障害で活動休止していた金城碧海(すかい=21)が今年2月14日に復帰を発表。映画のポスターも11人で前を向いて並ぶ新デザインへと変わった。リーダーの與那城奨(26)は「ぜひチェックしてみてください!」とファンへ呼びかけ、最後はメンバー11人と観客全員であいさつ時に行う「Go to the TOPポーズ」も決めて締めくくった。