第94回米アカデミー賞で、邦画では09年の「おくりびと」(滝田洋二郎監督)以来13年ぶりに国際長編映画賞を獲得した、映画「ドライブ・マイ・カー」の濱口竜介監督(43)、主演の西島秀俊(50)山本晃久プロデューサー(41)が5日、都内の日本記者クラブで会見を行った。

質疑応答の中で、主演男優賞を受賞した米俳優ウィル・スミス(53)が、脱毛症に苦しむ妻のジェイダ・ピンケット・スミス(50)をネタにしたコメディアンのクリス・ロック(57)に右手でビンタを張った瞬間を、会場で見た印象を問う質問が飛んだ。西島は「会場からCMの間だけ2、3分、出ることが出来る。この(『ドライブ・マイ・カー』)チームは、たまたま外にいて、間に合わなくて…。戻れなくて見逃しました」と笑った。その上で「皆さん以上に、あの場で何が起こったか知らずに日本に帰ってきて、そんなことがあったんだと…。持っている感じは、皆さんと同じ情報しかもっていない」と、ビンタ騒動は帰国してから知ったと明かした。

山本晃久プロデューサーも「(1度出たら、戻ることが出来るタイミングまで)会場に入れない。分からないままだった」と振り返った。質問した記者が「妻を侮辱されて、とのことですが…」と、さらに質問が出たが、同プロデューサーは「会見の趣旨と違うので、控えさせて頂きます」と制した。