俳優高岩成二(53)が、9日、都内で、ひかりTVオリジナルドラマ「グッドモーニング、眠れる獅子」完成披露イベントに出席した。

「仮面ライダー」シリーズで知られ”ミスター平成仮面ライダー”と呼ばれる高岩の顔出し初となる主演作。スーツなしでの活躍に注目が集まる中、高岩は「マスクを脱いで50代のおっさんの顔でやらせていただいて、年齢は僕に年が近いので、素のままなんですけど、”くたびれた中年”という設定に『は?』と思って」と会場を笑わせ、「でも自分のままで、スイッチが入れば、僕の畑であるアクションが出来れば良いのかなと思った」と役を振り返った。

今作はかつて、同じ主役の仮面ライダーを演じた俳優たちとの華麗なバトルも見どころ。イベントには、歴代仮面ライダー主演俳優の椿隆之(39)井上正大(33)西銘駿(24)佐野岳(30)のほか、坂本浩一監督(51)も出席した。

井上は「出演オファーが来たときに、高岩さんをボコれると聞いてきたんですけど、現場行って台本読んで、結果僕がボコられました」と会場を沸かせた。佐野は「アクションの師匠である高岩さんのマスクを外しての主演作、素晴らしい作品に出られて、幸せだな」と話し、「阪本監督とも『一緒に何かやりたいね』と話していたので、ご一緒できて良かったです」と振り返った。

また、先日日向坂46からの卒業を発表した、ヒロイン役の日向坂46渡邉美穂(22)は、新型コロナウイスル感染のためイベントを欠席。メッセージを寄せ「現場では私も生でアクションを拝見したのですが、すごくかっこよくて迫力満点で、思わず子どものようにはしゃいでしまいました(笑い)私の1番の思いはこの作品が1人でも多くの方に届くことです」と共演者に伝えた。

同作は、高岩演じる中年新人マネジャー・九條が、渡邉演じる女優志望の売れないアイドル・玲実の身に降り掛かってくる数々のトラブルに立ち向かう姿が描かれた、痛快アクション・エンターテインメント。ひかりTVにて23日から放送・配信開始。渡邉は劇中歌にも初挑戦した。