13日に放送された広瀬アリス(27)主演のフジテレビ系連続ドラマ「恋なんて、本気でやってどうするの?」(月曜午後10時)第9話世帯視聴率が14日、5・9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、速報値)と発表された。

初回から7・0%、6・5%、5・5%、6・0%、5・9%、6・2%、5・6%、5・8%だった。

個人視聴率は3・1%だった。初回から3・8%、3・6%、2・7%、3・2%、3・1%、3・2%、2・9%、3・0%だった。

桜沢純(広瀬)は、食器ブランド「相良製陶」の洋食器デザイナー。大事な展示会の仕事を任されるなど若きチーフとして上司からの信頼も厚いが、一方では、アラサーでありながら恋愛経験ゼロ。その上、結婚どころか恋愛への興味もゼロ。仕事も趣味も充実しているから恋なんていらないが、彼女のポリシーだ。

ある日、純は街中でふと目にとまったフレンチビストロ「サリュー」で“1人ランチ”を楽しむ。イケメンのギャルソン・長峰柊磨(松村北斗)目当てに女性客が殺到する人気店なのだ。食べるのが大好きな純は柊磨に目もくれず、シェフの岩橋要(藤木直人)が作った料理に舌鼓を打つ。そして、やがて純と柊磨はつき合うことになる。

第9話で、サリューにやって来た謎の美女・佐藤沙羅デュビビエ(藤原紀香)は、かつて要がパリで世話になったパトロンだった。沙羅は、突然いなくなった要をずっと探していたと言い、「パリに帰りましょう」と、新たに開業するレストランに要を誘う。

要への思いが実り、ささやかな幸せを感じていた響子(西野七瀬)は、2人の関係にショックを受け、要を公私ともに支えられる沙羅に圧倒的な敗北感を覚える。

柊磨は、要のシェフとしての未来を思い、パリに行ってほしいと告げる。本当は、その言葉とは裏腹に、純に加えて要もいなくなることが寂しくて仕方ないのだが、その思いを素直に口にすることができない。幼い頃から、大切な人が自分の前からいなくなる経験を繰り返してきた柊磨は、引き留めて傷つくことが怖いのだ。

純もまた、柊磨からの拒絶に大きなショックを受けながらも、その思いを断ち切ることができずにいた。

その頃、克巳(岡山天音)に別れを告げたアリサ(飯豊まりえ)は、田辺(アキラ100%)の妻に慰謝料を支払うため、キャバクラでアルバイトを始めていた。