映画業界において持続可能なシステムを、日本にも作ることを目指す権利能力なき社団「日本版CNC設立を求める会」が14日、都内の日本外国特派員協会で会見を開いた。

同会は、フランスの映画行政を管轄する国立映画映像センター(CNC)、韓国の韓国映画振興委員会(KOFIC)など海外の映画界に存在する、映画の充実した共助制度に接し、同様のシステムの必要性を感じ、映画を守るために日本映画界が連携して新たな仕組みを作ることを目指す。

発起人には、この日の会見に登壇した是枝裕和、諏訪敦彦、深田晃司、舩橋淳の4監督が名を連ねた。賛同人は以下の通り(敬称略、五十音順)

・井浦新(俳優)

・犬童一心(映画監督)

・岩崎ゆう子(一般社団法人コミュニティシネマセンター事務局長)

・大高健志(MOTION GALLERY 代表/映画プロデューサー/ミニシアター・エイド基金)

・岡本英之(映画プロデューサー/ミニシアター・エイド基金)

・片渕須直(映画監督)

・黒沢清(映画監督)

・小泉今日子(俳優/プロデューサー)

・斎藤工(俳優/映画監督)

・坂本龍一(アーティスト/作曲家)

・高田聡(映画プロデューサー/ミニシアター・エイド基金)

・西川美和(映画監督)

・濱口竜介(映画監督/ミニシアター・エイド基金)

・役所広司(俳優)

・山田洋次(映画監督)

・行定勲(映画監督)

・吉永小百合(映画俳優)

・渡辺真起子(俳優)