新海誠監督(49)の最新アニメ映画「すずめの戸締まり」が、11日の公開から3日間で興行収入(興収)18億8421万5620円、動員133万1018人(全国420館)を記録した。配給の東宝が14日、発表した。(7日実施のIMAX先行上映分の興収1943万3300円、動員9033人を含む)

公開3日間の成績で見れば、興収141億9000万円を記録した前作の19年「天気の子」が記録した、興収16億4380万9400円、動員115万9020人との対比で興収114・7%、動員114・9%。また興収250億3000万円、動員1928万人を記録した16年「君の名は。」との対比では動員で138・7%と、新海監督の作品史上、最高のスタートを切った。

「すずめの戸締まり」は、原菜乃華(19)が演じる九州の静かな町で暮らす17歳の岩戸鈴芽が、SixTONES松村北斗(27)演じる“災い”をもたらす扉を閉めることを使命とする「閉じ師」宗像草太と出会い、日本各地の廃虚を舞台に、災いの元となる“扉”を閉めていく、すずめの解放と成長を描いた現代の冒険物語。

「すずめの戸締まり」は「君の名は。」の135、「天気の子」の144を上回る、世界199の国と地域への配給が決まっている。