元NMB48の高野祐衣(28)が16日、都内で行われた「『日本の食の聖地巡礼・Nara』推進プロジェクト発足発表会」に出席した。現在は日本酒好きが高じて、今年7月には東京・西浅草に日本酒専門店の酒屋「ゆい酒店」をオープン。アイドルから経営者に転身するまでの苦悩を明かした。

15年のNMB48卒業から暗中模索が始まった。「タレント活動をしていましたけど、なかなか思うようにいかなくて。NMBを卒業したら、すごいキラキラした活動ができると思って卒業したものの、なかなか難しくて」と当時を回想した。

そんな高野に光を照らしてくれたのが、NMB48時代に出会った日本酒だった。「興味を持ったのは、タレント活動中に新潟県に行って、お気に入りの日本酒を見つけたりして。日本人として和食が好き。だから、飲まないといけないなと思って」。続けて「私はラッキーなことに日本酒に出会えた。1本に振り切っちゃって。日本酒に携わる仕事がしたいと思った中で『ゆい酒店』という店舗を持った」と現状を説明した。

夢は広がる。酒店は選択肢の1つに過ぎない。「別に酒屋さんになりかったわけではない。日本酒に携わりたかった。将来は飲食店もやりたい」。日本酒と二人三脚で、輝かしい未来を切り開いていく。