アイドルグループ、℃-uteの元メンバーで歌手の鈴木愛理(28)が27日、都内で、20周年写真集「nectar(ネクター)」(主婦の友社)発売記念イベントを開催した。

タイトルの「nectar」には「昔の神々が飲む老けないお酒」の意味があるといい、鈴木は「今回は20周年記念の意味も込めて出したので、20年たってももその先も変わらない自分でいられるように。あと、濃厚な桃のジュースのように大人になったよという意味も込めて」と笑顔を見せた。

初のランジェリーショットに挑戦するなど大人の雰囲気満点で、「こんなに布が少ないのは久しぶりで照れちゃうけど、写真の並びにもこだわりました」。17年の℃-ute解散後、ソロとして初の写真集となったが、自身の変化については「あまり変わってないと思っていたけど、肉付きが…。私も年を取ってるなと思いました」と笑った。

体の絞り過ぎから写真集の撮影がなくなった過去の反省を生かし、今作では自然な体作りを意識。出来栄えについては「自分の頑張りには100点をあげたいけど、ストイックなので『まだまだ変われる』と自分への希望を添えて、85(点)くらいにしておきます」と笑わせた。

中学生の頃から28歳になることを楽しみにしていたといい、「28歳から32歳くらいの女性が放つ輝き方がすごく好きだった。実際自分がなってみると、今、素直に生きていれば生きているほどそれがにじみ出てしまう感覚がある。今はまっすぐに、自分にうそのないように生きていきたい」。これからの4年間については「今年は芸能生活20周年を迎えたので、感謝を届けつつ、来たチャンスをつかめるように自分を整えておきたい。想像できないことの方が好きなので、対応できるような4年間にしたい」と話した。