京本政樹(63)と柳沢慎吾(60)が都バスに乗り、ハプニング連続の珍道中で東京を巡る人気バラエティー「京さま慎ちゃんの令和も飛ばすぜぃ!」の復活第2弾が、12月14日と21日、いずれも午後9時から、BS日テレで放送される。

同番組は今年5月、視聴者からの要望を受けて10年ぶりに復活。タイトルは「京さま慎ちゃんの令和も飛ばすぜ!~伝説の都バス旅復活!?~」だった。

同番組は、京本と柳沢のコンビが都バスに乗って大爆走。2人の仲の良さがコミカルに描かれ視聴者からの人気も根強かった。しかし、京本と柳沢のスケジュール調整が困難だったことや、日本テレビでの放送枠だった「火曜サプライズ」も終了したため、番組は自然消滅になっていた。

番組担当者は「以前は、都バスだけではなく『京さま慎ちゃんの47都道府県で飛ばすぜ!』として、全国を回る企画にまで発展いました」と話す。単発のスペシャル版として、18年に京本が三重・四日市市を河本準一(47)と市來玲奈アナウンサー(26)と訪れたのが最後だった。

視聴者から復活を望む声が多く寄せられ、今年5月、BS日テレの企画として本格的に復活した。スケジュールの都合もあり、現時点では、半年に1回のペースでスタートすることになったという。

BS日テレでは、前編と後編の2本に分けて2時間編成の番組にしている。

京本は「気心の知れたオリジナルスタッフで復活させたこともよかったのですが。いい大人が、こんなに無邪気に遊ぶのかな? というぐらいに、一見、くだらなそうには見えるかもしれないけど、どこかホッとするような面白さがある…。こんな時代だからこそ意義のある番組なのだと思っています。スケジュール的に全国を回るのは厳しいのですが、原点に戻って都バスの旅で楽しい番組にしたい」と話した。

今回は、JR新宿駅西口からスタート。京本と柳沢に河本も加わり、都バスで都内の「隠れ名所」探しをするという。

京本は「高円寺や十条、王子駅周辺の商店街などを回りました。王子駅からはモノレール(あすかパークレール)にも乗りましたね。ロケ中は、皆さんから“都バスの旅”に来てほしかったと言われました。いずれにしても今年はロシアによるウクライナ侵攻など陰鬱(いんうつ)な年になってしまいました。でも、ここにきてワールドカップで日本が勝ち進むなど、気持ち的にも盛り上がりを見せていることはいいことだと思います。便乗するわけではありませんが、僕と慎ちゃんの、いわゆる伝説のコンビで爽やかな笑いを提供していきたいですね。慎ちゃんからは『70歳まで続けよう』なんて言われたけど、とにかくスケールアップした令和版の都バス旅を楽しんでもらえるように頑張りたい」と意気込んだ。