昨年2月20日に前立腺がんで75歳で亡くなった、歌手で俳優の西郷輝彦さんを偲ぶ会が20日、都内で開かれた。
西郷さんと橋幸夫(78)と御三家と呼ばれた舟木一夫(78)が、発起人としてあいさつした。舟木は「西郷輝彦さんを偲ぶ会…彼と青春時代を競いながら同じ時代を歩んできた人間。フルネームを呼ぶと知らない人みたい。輝さん、輝さんと呼んでいた。初めて会ったのは19歳と何日くらい」と出会いを振り返った。
舟木は「輝さんの一番、すごいところはどこか…古くからの歌う映画スターって、いるじゃないですか? 俳優・歌手、歌手・俳優ってあるじゃないですか? 石原裕次郎さん、小林旭さんがそうであり…流行歌から俳優の世界に行き、一国一城の主になって、やり切ったのは輝さんだけ」と、西郷さんが歌手から俳優業に進み、一時代を築いたことをたたえた。
舟木は「御三家なんていう窮屈な世界から飛び出し、芝居の世界に入って、歩いて行った…これも、うらやましかった。足の長さが違うのでどうしようもない。今でも吹っ切れていない…」と西郷への賛辞を繰り返した。そして「けうな俳優」と、しみじみと語った。



