竜星涼(29)が、King&Prince岸優太(27)の初主演映画「Gメン」(瑠東東一郎監督、今夏公開)で高校生を演じることが15日、分かった

映画は、女子に大人気の男子進学校に転校したはずが、問題児ばかりが集まる最底辺クラス1年G組に入ってしまった、岸が演じる門松勝太が、個性豊かなクラスメートや上級生らとともに、恋に、友情に毎日を楽しく全力で過ごす姿を描く物語。役柄の詳細は明かされていないが、竜星、SixTONES森本慎太郎(25)矢本悠馬(32)EXITりんたろー。(37)高良健吾(35)田中圭(38)と、20代半ばから30代後半までの俳優陣が、高校生を演じる。

24日の誕生日で30代に突入する竜星は「30歳を迎え初映画が学生役と言うことで、正直不安を覚えております。それと同時にまだ学生ができる喜びと、先輩たちも学生役をやっていて、まだまだオレ学生いける!と思ったり、たまに不安になったりしながら撮影は楽しく進みました」と撮影を振り返った。そして「男子校ノリってばかで、ホントにバカで、とにかくばかなんだけど、暑苦しくて、カッコ悪くて最高!!! みなさんの想像通りの役やります! もちろんあの役です。お楽しみに!!!」と呼びかけた。

一方、森本は「この年で制服はキツイと思ってましたが、あの中に入ったら意外とイケてます! ビジュアルも、われながら完成度高く仕上がっているので、普段の森本慎太郎とは一味違ったものを見ていただけると思います」と高校生役を演じた手応えを口にした。そして「構えずにリラックスしながら、クスクス笑いながら、ポップコーンとか食べたりしながら見ていただければうれしいです。ぜひ期待していてください!」と胸を張った。作品についても「元々知っていて好きだった作品なので、出演が決まった時はすごくうれしくて『やった!』という思いでした。笑いあり、真剣なシーンもあり、カッコいいシーンもあり、ポジティブな感情がずっと続く映画です。撮影も、座長の岸をはじめとしてすごく和気あいあいとした雰囲気で、いつも皆がアドリブを狙ってタイミングの探り合いをしているような楽しい現場でした。男子高校生らしいノリの良さと仲の良さが作品にも表れていると思います」と語り、出演を喜んだ。

出演する吉岡里帆(30)と尾上松也(38)含め、俳優陣はコメントを発表した。

矢本 読んでいた漫画の推しのキャラクターを演じられるのは役者冥利(みょうり)に尽きます。実写化にプレッシャーはつきものですが、撮影中は出てくるアイデアを惜しむことなく放出できたので、お客さんのリアクションが待ち遠しいです。30歳すぎてまだ高校生やるのかよ!? 大丈夫かよ!? って不安な気持ちもありましたが、撮影中は他のキャスト陣にも助けられ、そんなことを忘れてずっと男子校ノリで突っ走れました。バカでカッコよくてバカでバカでバカカッコいい映画になっております。ぜひ、劇場でご覧ください。

りんたろー。 出演が決まった時ぶっちゃけ「ついにか」と思いました。いつか来るであろうこの機会に常に準備をして来たので、正直少し時間がかかってしまったなと。世間を待たせ過ぎてしまったなと。そこに関しては本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。僕にとって初めての映画しかも高校生の役という事で、役者魂を奮い立たされました。約20年前の自分と向き合うために母校に行きました。行ってみて気付いたんです。「なんだ俺あの頃のまんまじゃん」って。さまざまなところをアップデートしながら変わっちゃいけない芯の部分は変わってないんだと気付かされました。映画館に行ってみてください。俺の全てをそこに置いてきました。

高良 長期の仕事を終え、次はどのような作品に挑もうかと思っていた時期に、Gメンのオファーが来ました。34歳の男に高校生役が来るのかと驚きましたが、うれしい自分もいました。おっさんが頑張って高校生を演じるのは不安がありましたが。ただただ楽しい現場でした。そして、こんなにもノビノビした現場があるのかと驚きました。キャストの皆も生き生きしていて、現場の段階から仕上がりが楽しみでした。きっと主演の岸くんの人柄が現場をそうさせていたのだと思います。現場に誠実に居ようとしてくれる魅力的な主演でした。高校生役なんてもう無理でしょ! ていう俳優たちが精いっぱい真剣にふざけています。面白いものになっている自信があります。ぜひ楽しみに待っていてください。

田中 まさか今高校生役をやるとは、オファーしてくる人がいるとは。と驚きましたが、瑠東監督だったので、なるほど、この人ならオファーしてくるかもなと思いましたし、岸くんとはドラマで共演して楽しかったので、また一緒にできたらいいなと念願かないうれしかったです! ただいかんせん、高校生、アクション。といった苦手意識の高いもの3拍子そろっていたので、現場では常にプレッシャーがありましたが、若いキャストに元気をもらいながらやらせていただきました。瑠東監督と岸くんは誰からもいじられていて、こんなにいじられる人もいないだろうに、この現場にはトップに2人もいるのか。だからこんなに和気あいあいとしているんだな。と思いました。バカバカしいけど熱くなってカッコいい。そんな青春映画になっておりますので、ぜひ皆さま楽しんでください!!

吉岡 岸さん初主演映画ということで皆んなで盛り上げたい! というお祭り感と愛情のある現場でした。ムードメーカーな岸さんは本当に愛されキャラで自然と笑いが絶えないシーンが多くなったように思います。私も一緒にみこしを担ぐべく、今できる事を精いっぱいさせていただきました。出演者全員個性的で、大人が全力で学生生活を謳歌(おうか)しています(笑い)。映画を見て下さった方が少しでも楽しい気持ちになっていただけたら幸いです。

松也 今回は初共演の方々ばかりの上、アクションシーンがたくさんあり、クランクイン前はかなり緊張していました。内容的にもお芝居よりアクションシーンが多く、皆さまについていくことに必死でした(笑い)ですが、監督とスタッフの皆さまが本当によくサポートしてくださって、とても集中して撮影に臨むことが出来ました。作品自体が独特で、各キャラクターも個性的ですので、自分もその中でしっかりと目立たなくてはと新人の頃を思い出しながら演じさせていただきました(笑い)今までにない作品が出来たと確信しております。