野球解説者赤星憲広氏(47)が19日、日本テレビ系情報番組「ミヤネ屋」に生出演した。プロ野球・阪神タイガースが「選手を誹謗(ひぼう)中傷するようなヤジ」を禁止する注意喚起を行った件について、阪神OBとして「ヤジという言葉でひとくくりにしちゃうとよくない」と持論を語った。

番組では、大きな社会問題になっているカスタマーハラスメントの現状と、各業界で進められている対応を特集。この中で、阪神タイガースが公式ツイッターで「観戦されるファンの皆様におかれましては、選手を誹謗(ひぼう)中傷するようなヤジや、侮辱的な替え歌は絶対にお止めいただきますようお願いいたします」と注意喚起した例を取り上げた。

赤星氏は「ヤジという言葉でひとくくりにしちゃうと良くないと思う。叱咤(しった)激励というのもある。僕らはファンあってのプロ野球なので、ファンの人が来てくれないことには成り立たない。お金払って見に来ているのに全然活躍しなかったら文句言われても仕方がないと僕は思っている」とした。

一方で、相手チームの投手が降板する際に合唱される「蛍の光」については苦言を呈した。「あれはダメでしょ、相手に失礼でしょ、って選手時代からずっと思っていた」とした。

SNSで選手を中傷する時代性についても嘆いた。自身の現役時代は、ヤジに怒ってフェンスをよじ登ったり、ヒーローインタビューで怒りをあらわにしたエピソードで知られる。「キレちゃってましたね」と大笑いで振り返り「直接言ってくれれば直接言い返していたし、それもある意味コミュニケーションをとっていたと思っていたので」とし「今はSNSで本当にすごい中傷があるので、阪神に限らず、12球団全部そう」と案じた。