吉本興業が“子どもたちの放課後”を充実させようと立ち上げた「よしもと放課後クラブ」。5月5、6日に、大阪万博記念公園でイベントを行う。昼の「みんなであそぼう! スマイルパーク」、夜の「みんなの花火大会2023GW」と2部構成。開催にあたり、大阪の“パパ芸人”による“なにわパパの会”を発足させ、イベントに出演する。“パパ芸人”を代表して「スーパーマラドーナ」「ミルクボーイ駒場」「スマイル」の3組に子供、家族との向き合い方や失敗談を聞いた。【取材・構成=阪口孝志】
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お笑いコンビ「スーパーマラドーナ」の武智(44)は中学1年の娘と小学4年の息子、田中一彦(45)は4歳と1歳の2人の男児を持つ。その子育てぶりは対照的だ。
「父親が怖くないとその家庭が崩壊するんで、最後のとりでになる。震えあがるくらい怒りますよ。父親には絶対に逆らわへんように刷り込んでます」と言うのが武智。
これに対し、パパイベントにも積極的に参加したいという田中は「なかなか言うことを聞かないんですけど、僕が怒ってもナメられるんですよ。奥さんが怖いんで、怒られたら『助けて~、怖い』って僕に寄ってくるんですけど、僕も一緒に怒られる」と嘆いた。
田中はまだ子供が幼いこともあり、テレビに映る田中を見ても「わかってないと思う」と話すが、武智は「僕は言ってないんです。M-1(グランプリ)とかで勘付かれてるけど『あれ、違う人やで。よーそっくりや言われるけどな』って言うてます」と、しらばっくれているという。
教育方針は異なる2人だが、子供が両方の親から怒られることのないようバランスを意識。仕事がオフの日には、子供と一緒にショッピングモールに買い物に出かけたりするなど、良きパパの姿も意識している。
子供が生まれたことで妻の反応も変わった。
武智は「激変ですよ。お金持って帰ってくるだけの肉の塊みたいな扱い。休みの日は狭い部屋にずっといるんで、武智家に僕が居候してる感じです」と父親の威厳はどこへやらの状況を思い、苦笑する。
田中も「ストレスがたまってるみたい。あと、子供優先で生活環境がガラッと変わりましたね。朝も早くなった」と明かした。
朝が早くなったことは芸にも影響しているそうで、武智が「夜のライブとか、何言うてんのか、わからんくらい、ようかんでますよ。仮眠してほしい」と話すと、田中は「楽屋で昼寝してる師匠方の気持ちがわかりました」と笑った。
イベントでは「スペシャルネタステージ」に出演予定。武智が「僕らは子供を笑かす漫才がめっちゃ得意なんで」と意気込むと、田中も「子どもが喜びそうな一発ギャグを考えときます」と来場を呼びかけた。
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◆スーパーマラドーナ 田中和彦(たなか・かずひこ)1977年(昭52)10月15日、大阪府生まれ。
武智(たけち)78年8月3日、愛媛県生まれ。
吉本総合芸能学院(NSC)22期生で、03年12月にコンビ結成。15年から18年まで「M-1グランプリ」決勝進出。
◆よしもと放課後クラブin万博記念公園 5月5、6日の2日間、大阪・万博記念公園で開催。昼は「みんなであそぼう!スマイルパーク」、夜は「みんなの花火大会2023GW」の2部構成。 昼の部では漫才や吉本新喜劇、K-POPダンスの体験や、ABCテレビ「やすとものいたって真剣です」などテレビの人気番組企画も。また、漫才体験可能な「あなたも漫才師!?親子漫才 写真撮影会」など企画イベントも多数ある。



