2月14日にが肺動脈血栓で62歳の若さで急逝した、東映元社長の手塚治さんのお別れの会が5日、都内で開かれた。

ジャニーズ事務所の子会社「ジャニーズアイランド」の社長を務める、井ノ原快彦(47)が参列し、東映を通じてコメントを発表した。

「ちょっと時間が空くと、きさくに撮影現場に顔を見せてくださったりして、それが出演者にとっても、スタッフにとっても、とても安心感につながって。安心して現場でお仕事させていただける存在でした。この世界で生きている人よりも近く感じる瞬間があるというか、亡くなってしまったからこそ、近くにいてくれるっていうような存在に思える人たちがどんどん僕の周りに増えていく。それをネガティブじゃなくてポジティブに思っています。天国の手塚さんには、仲間たちの心の糧、心の支えになってくださいとお伝えしたいです」

井ノ原は、テレビ朝日と東映が制作する同系ドラマ「警視庁捜査一課9係」と、手塚さんが社長を務めていた20年12月に東映配給で公開された映画「461個のおべんとう」に主演した。

手塚さんは千葉県出身で、1983年(昭58)に青学大文学部卒業後、東映に入社。ドラマプロデューサーとしてフジテレビ系「スケバン刑事」シリーズやテレビ朝日系「科捜研の女」シリーズを手がけ、20年6月に社長に就任。21年6月に病気療養を要するため、当時の多田憲之相談役(73)が会長に就任し、その後は療養しながら業務を続けた。東映は22年に年間興行収入325億6366万570円と史上最高を記録し、手塚さんは1月31日に都内で行われた日本映画製作者連盟(映連)新年発表会で「今後も魅力ある作品を発表する」と意欲を見せたばかりだった。