反町隆史(49)が、来春にカンテレ・フジテレビ開局65周年特別ドラマとして復活する「GTOリバイバル」で26年ぶりに伝説の教師・鬼塚英吉を演じることが14日、分かった。
98年の放送当時、大がかりなロケーションや予想を裏切るストーリー展開、破天荒な教師・鬼塚役にシンクロした反町の情熱的で力強い演技が話題を呼び、全12話の平均世帯視聴率は28・5%、最終回は35・7%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)と高視聴率をマーク。“平成のモンスタードラマ”が令和に帰ってくる。
撮影初日を迎えた反町は「実は、これまでにも何度か『GTO』やりませんか? というお話をいただいたりもしたのですが、今このタイミングで復活することに意味があると思い、今回は自分から声をかけさせていただきました」と打ち明けた。
さらに「前回の放送から25年たち、私自身2人の子どもを育てた今、果たしてどんな鬼塚を演じられるのだろう、そして、現代ならではの問題や悩みを抱えた令和の高校生と鬼塚の生きざまがどのような化学反応を起こして、視聴者に何を伝えることができるのだろう、と興味を持ったからです」と説明した。
元暴走族の高校教師グレート・ティーチャー・オニヅカ(GTO)は健在だった。時代は平成から令和へと変わり、当時はなかったSNSでの誹謗(ひぼう)中傷やトラブルなども増加する中でもブレない。反町は「自分が考える鬼塚像と学生生活で一番大切だと思うことを、実はセリフの中に入れさせていただいたので、視聴者の方に少しでも響いたらうれしい」と告白。「自分自身は変わっていないつもりです。ただ、年齢と立場と状況で少しずつ変化していくものかとも思うので、いつまでもエネルギッシュでいたいし、物事に対して前向きにポジティブに、誠意を持って応えたい」と続けた。
台本についても語った。「メッセージ性の強いものになっていると思います。生徒役の中には、当時の『GTO』を知らないキャストもいると思うのですが、昔を知らなくても全然良いので、現場をはちゃめちゃにかき混ぜて欲しいです(笑い)」と共演者との化学反応を期待した。
「GTO」フィーバーは日本だけにとどまらなかった。「海外、特にアジア圏に行くと『GTO!』『鬼塚!』と声をかけていただけることが多く、海外での認知度も高いのを実感します」と打ち明けた。さらに「そんな作品の同じ役を、25年たって再び演じられることなんて普通はないことだと思います。自分の中で鬼塚という役を忘れたこともないし、それだけ偉大なドラマだと実感しています」と力強く語った。
場面写真は、反町演じる鬼塚が豪快にチェーンソーを持つシーンが公開された。「自分が学生の頃より教師と生徒の間に少し距離感があるのかなと感じていて、時代関係なく、教師と生徒の関係で大切なことは何かをズバリ伝えられたらと思っています。今の年齢で鬼塚役をやることの意味と責任を感じながら、『GTO』を応援してくださるファンの方々の期待を裏切らないよう作っていきたいと思います!」と意気込んだ。
▼GTO 藤沢とおるによる同名漫画が原作で、元暴走族の高校教師・鬼塚英吉が、破天荒な行動で生徒や学校の問題に体当たりでぶつかっていく学園ドラマ。また、反町自身が作詞し、歌いあげた主題歌「POISON~言いたい事も言えないこんな世の中は~」も大ヒットした。98年の連続ドラマでヒロインを演じた松嶋菜々子はのちに反町と結婚。生徒役には、池内博之、窪塚洋介、小栗旬ら、そうそうたる俳優陣がサポーティングキャストを務めた。
▼安藤和久プロデューサーコメント 「これまで、日本国中で作られた数々のドラマの中で、25年ぶり(放送時は26年ぶり)に制作できるドラマはなかなかありません。反町隆史さんと『GTO』を25年ぶりに制作できることほど、制作者冥利(みょうり)に尽きることはありません。これも、25年前に反町隆史さんの演じた鬼塚英吉が数々の伝説を残してくれたおかげです。また、原作者の藤沢とおるさんが描いてくれた鬼塚英吉という素晴らしいキャラクターのおかげです。令和の時代こそ、鬼塚英吉のような教師がいてくれれば、どれだけ子供たちが幸せになれるか、視聴者の皆さまに一緒に考えてもらえるようなドラマを目指し、反町隆史さんと一緒に制作しています。来春、乞うご期待ください」



