年内でのタレント活動引退を表明しているジャニーズ事務所の東山紀之社長(57)の主演舞台「チョコレートドーナツ」(東京・渋谷PARCO劇場)初日公演が8日、行われた。

20年の初演に続く出演で、東山社長にとって、タレントとして出演舞台がラストとなることが濃厚。同事務所の性加害問題に揺れる中、騒動には触れることなく初日を演じきった。

劇場には開演1時間以上前からチケットを持つ多くのファンが訪れ、舞台の電子看板などを名残惜しそうに写真に収める姿も。当日券販売にも整理券を持つ客の列ができていた。40年来のファンだという60代女性は「最後になるかもしれない姿をしっかりと目に焼き付けたい」と語った。

鑑賞したファンによると、会場では最後に満員の客席からスタンディングオベーションが起こったといい、涙をみせるキャストもいたという。東山をはじめ、同事務所のファンだという60代女性は終演後、「良い舞台でした。(東山は)言葉はなかったですけど、それで良いと思います。思いは伝わってきました。頑張ってほしいです」。50代女性は「もう少し(タレント活動を)続けてほしかったかなとは思う。でも、これからも応援します」と話した。

同公演は11月23日までにかけ、大阪、熊本、宮城、愛知の全国5都市をめぐる。