元タレントでYouTuberとして活動する木下優樹菜(35)が、10日放送のフジテレビ系「全力!脱力タイムズ」(金曜午後9時)にサプライズ出演した。タピオカ騒動で芸能界引退を表明後、初の地上波放送復帰を果たした。
木下は、タレントのフワちゃんがラジオ番組DJを務める演出でサプライズゲストを迎える場面で、突然登場。ドアが開きノースリーブ姿のミニワンピース姿の木下が登場すると、フワちゃんは口をあんぐり開き、「え~ !ちょっと待って…」と驚くと、木下は「木下優樹菜です」とあいさつ。フワちゃんは「木下優樹菜?TKO木下って聞いてたよ」とパニック状態だった。
木下は、フワちゃんと過去に偶然遭遇し、子供と写真も撮影したことを紹介。SNSにも掲載しようとしたが、「迷惑かけちゃうかなと思って。たたかれてたので」と自虐ネタでスタートした。
木下は続けて「許し…許す…許してもらってるかな」と引退時を示唆すると、フワちゃんは動揺を隠しきれないながらも「…そこは分かんないですけど、私は全然いいんじゃないかなと思いますけど。もう結構たってますもんね、2年?3年?ぐらい?」と返答。木下はかぶせるように「フジテレビに来たのは4年ぶり…」と説明すると、フワちゃんも「『クイズ!ヘキサゴン』見てました」と、木下が出演し人気を博したクイズ番組を回想し、木下がスザンヌ、里田まいと結成した番組内ユニットPaboの楽曲「恋のヘキサゴン」の一節を歌唱。木下は両手を手に当て「なつかしい…」と感無量の様子だった。
木下はその後もフワちゃんとYouTubeコラボの話題などで盛り上がりつつ、「オメエのこと許してねえよ、まだ、みたいな」「結局、許されないか」と“みそぎ”の自虐ネタを連発。終始、低めのテンションでフワちゃんを焦らせ続けるなどトーク術を披露した。
木下は19年10月、姉が勤務するタピオカ店とのトラブルを発端に、同年11月に芸能活動を自粛。20年7月に芸能活動再開を発表したが、そのわずか5日後に芸能界からの引退を発表し、その後はYouTubeやSNSを中心としたインフルエンサーとして活動していた。