古川雄大(36)とSixTONES京本大我(29)がダブルキャストで主演するミュージカル「モーツァルト!」(8月19日~、東京・帝国劇場ほか)の制作会見が4日、都内で行われた。

2人のヴォルフガング・モーツァルト役の新ビジュアルを初公開。18年から同役を務め、3シーズン目となる古川は「特に大好きな作品の1つ。世界観や楽曲含め、ヴォルフガングの一生を描くという点で、とてもやりがいや魅力を感じています」と話した。

「初参加のときはあがいてあがいて、なんとかやりきった。2回目は少し技術的にも余裕が出てきて、つかんだものはあった」と回想。しかし、関係者らからは「(古川の)初演の方がよかった」という声も届いたと明かした。

「俺のつかんだものって何だったんだろう」と苦笑いしつつ「またやれるという喜びとともに、自己ベストのヴォルフガングを作れるよう頑張っていきます」と意気込んだ。

京本は、同作初登場で帝劇初主演。日本初演からこれまでに同役を務めた井上芳雄、中川晃教、山崎育三郎、古川に続く「5人目のモーツァルト」となる。

「約10年前から、いつかモーツァルトが務められるくらいミュージカルを頑張りたいと夢を抱いていた」とにっこり。「20代ラストの年に挑戦の機会をいただけて、本当に光栄に思っています」と話した。

これまで「エリザベート」「ニュージーズ」などに出演し、舞台のキャリアを積んできた。「すごく過酷な役と聞いていますが、稽古場でも自分らしく楽しく役と向き合って、自分らしいヴォルフガングを作り上げていきたい」と意気込んだ。

2人は「エリザベート」で共演し、ルドルフ役でダブルキャストを務めた経験もある。京本は「雄大くんには10年前からたくさん甘えて、支えてもらった」と回想。「エリザベートの地方公演中には一緒にカラオケに行って、高音対決でX JAPANを歌いました」と明かし、古川も「若かりし時の思い出」と笑顔を見せた。

今作への意気込みを聞かれた古川は「役だけでなく古川雄大自身も追い込んでいくことで、初演の時のような切羽詰まった感じが出せるのでは。とにかく甘えずに自分を追い込んできたい」。京本も「自分を追い殺すつもりで。壊れる寸前まで痛めつけながらやらないと、皆さんに感動していただけることがないだろうと思うので。自分の足でこの役を、ステージ上に立って演じたい」と力を込めた。

「才能が宿るのは肉体なのか? 魂なのか?」というテーマをベースに、人間モーツァルトの35年の生涯に迫るミュージカルで、日本では02年(平14)に初演。25年に建て替えのため休館する帝国劇場のクロージングラインアップとして、約3年ぶりに上演される。