櫻坂46小池美波(26)が、3月20日に千葉・幕張イベントホールで「Buddies感謝祭 2025/小池美波 卒業セレモニー」に出演した。在籍約10年間の集大成となるステージを前に小池を取材する機会に恵まれ、印象的な髪色にこめられた思いを聞いた。
当時16歳だった15年8月に欅坂46(現櫻坂46)に加入。今ではグループ内最後の一期生として、約10年間走り続けた。おっとりとした話しぶりや柔らかい雰囲気が印象的だが、ステージでは鋭い表現力や迫力あるダンスパフォーマンスで魅了。ステージへの熱い思いと長年積み重ねたスキルで、グループのパフォーマンスの根幹を支え続けた。
小池といえば華やかなハイトーンヘアが定着しているが、加入当初は暗めの髪色だった。初めて金髪に挑戦したきっかけは「悔しさ」だったという。
欅坂46時代を振り返り、「私がなかなか楽曲のパフォーマンスになじめていなかったんです。かっこよくキリッとした表情がうまくできず、そういったお声もいただいてすごく悔しかったんです」と回想。何とか殻を破りたいと、思い浮かんだのが金髪だったという。
「本当は絶対いけないんですけど…」と前置きし「一度、スタッフの方にも黙って金髪にしたんです。もちろんものすごく注意を受けて、すぐ元の色に戻しました。ふふふ」と苦笑いした。
しかし、意を決した挑戦はアイドル人生の大きな転機になったという。「すごく自分の中で殻が破れて、それをきっかけにいろんなパフォーマンスができるようになったと思っています。身についたものは大きかったです」と振り返った。
それから時が流れ、今度はスタッフらに背中を押されてハイトーンヘアに再挑戦。金髪や白髪、ピンクヘアなどさまざまな髪色を披露してきた。改めて「いろんなことに挑戦させていただけるグループなんです」と感謝した。
「金髪にしてよかったなと思うことはいっぱいありました。私がアイドルにならなかったら絶対やらない髪形だったと思いますが、“アイドルの私”には、なんだか金髪がバチッとハマったみたいです。(金髪がきっかけで)いろんな自分になれて、いろんな感情に出会えたと思ってます」と柔らかく笑った。
髪色へのこだわりは、パフォーマンスへの強い思いの表れ。グループが表現する世界観やストーリー性にさらなる奥行きを生む、唯一無二の存在感を放っていた。【玉利朱音】



