ビートたけし(78)が9日、テレビ朝日系「ビートたけしのTVタックル」(日曜正午)に出演。農相が変わってコメ政策が180度大転換したことにコメントした。

高市早苗首相の就任で内閣が刷新され、農相はコメ増産姿勢を打ち出した小泉進次郎氏から、生産調整スタイルの鈴木憲和氏に方針が激変。高値が続くコメ価格に小泉氏は5月、「明確に(コメの)価格を下げていきたい」と備蓄米放出を行った。

ところが、10月、農相就任会見で鈴木氏は備蓄米の取り扱いについて「量が足りないときはしっかり出す。量が足りていれば出さない。これが基本だろうと私は考えています」と小泉氏とは正反対の政策を述べた。

8月、小泉氏は「需要に応じ、2030年までに818万トンまで増産をするという目標達成はしなければいけない」とコメ増産体制にかじを切る方針を打ち出したが、鈴木氏は10月、就任会見で「需要に応じた生産、これが何よりも原則であり基本である。いま現状で不足感は解消されたと私は認識をしておりますので、適正な需要に見合った、適正な生産すいじゅんを行っていくのがコメ生産の安定性と先を通せることにつながる」と政策転換を口にした。

静観していたたけしは「話、両方とも聞いていると両方とも正しく見えちゃって反応のしようがねぇ、ってぇか…モノを生産することって、自然相手の結果論であるから、気象状況が変わった瞬間に理屈が通らなくなることがあるし」と理論だけではなく、自然と対峙(たいじ)する農業の理屈も考えた方がいいと私見を述べた。

一番弟子でもある元宮崎県知事の東国原英夫氏は「天候などの問題もあって、農産物って難しいんですよ、重要予測が、分かるんですけど生産予測もね…そこは農水省に頑張ってもらって、これぐらい必要ですから、これぐらい作りましょうプラスアルファぐらいでという数字を出してもらいたいですよね」と県政の長であった経験を踏まえてコメントした。