エッセイストの犬山紙子氏(44)が8日、都内で映画「旅の終わりのたからもの」(16日公開、ユリア・フォン・ハインツ監督)トークイベントに出席した。
第2次世界大戦のホロコーストを生き残った父と、ニューヨークで生まれ育った娘が、ポーランドに戻り家族の歴史をたどる物語。犬山は「過去の自分をなでるシーンだけど、コメディーのようになっていた」と感想を語り、「アウシュビッツを取り上げた映画は当時を描いた物はあるけど、サバイバー目線で、親子の目線で描かれるからぎゅっと凝縮されている。90年代の物語だからこそ傷がかさぶたになっていないところを映し出していた」と評した。
続けて「親子の掛け合いのイラッとくる感じがすごく楽しめる。私も娘をシルバニアファミリーみたいでかわいいと思っているけど娘は嫌がっているかもしれないし、父の無神経さの裏にある背景を考えようと思えました」と語った。



