舘ひろし(75)が14日、東京・TOHOシネマズ日比谷で行われた、山﨑賢人(31)の主演映画「ゴールデンカムイ 網走監獄襲撃編」(片桐健滋監督)公開記念舞台あいさつに登壇した。

司会から、今年でデビュー50年ながら、今作で演じた土方歳三が若い世代から格好良いと評判だと振られると「やめてください。僕のことは放っておいて」と言い、照れ笑いを浮かべた。

土方歳三の役作りについて聞かれると「あまり、考えていないんです」と即答し、客席を笑わせた。「私は俳優になって、時代劇だったら織田信長、あとは『忠臣蔵』の大石内蔵助、土方歳三を、ずっとやりたいと思っていた」と土方歳三は意中の役だったと説明。その上で「実在の彼(土方)は33、34歳で亡くなっている。そういう機会がないと思ったら、野田先生の原作のおかげでやることができて幸運でした。かみしめてやらせていただきました」と感謝した。

「ゴールデンカムイ」は「週刊ヤングジャンプ」で14年から18年まで連載の、野田サトル氏の漫画が原作。日露戦争終結後の北海道を舞台に、莫大(ばくだい)な埋蔵金を巡るミステリーと厳しい大自然の中でのサバイバル・バトルアクションが評価され「マンガ大賞2016 大賞」、「手塚治虫文化賞 マンガ大賞」「日本漫画家協会賞 大賞」を受賞した。山﨑が「不死身の杉元」と呼ばれる元兵士・杉元佐一、山田杏奈(25)が杉本とアイヌの埋蔵金を求めて旅するアイヌの少女・アシㇼパを演じた。

24年1月に映画第1作が公開され、同10月からはWOWOWで連続ドラマW「連続ドラマW ゴールデンカムイ-北海道刺青囚人争奪編-」が放送された。山﨑は「1作目の映画を経て、ドラマを経て、面白くするために話し合っていたので、楽しんでいただけて、うれしいです」と手応えを口にした。そして「原作にはない『俺は不死身の杉本だ』を初めて言わせていただいたのは、思い出に残った」と撮影を振り返った。

この日は、第七師団の上等兵で、精密射撃を得意とする凄腕のスナイパー尾形百之助役の眞栄田郷敦(26)、“脱獄王”の異名を持つ天才脱獄犯・白石由竹役の矢本悠馬(35)軍第七師団の中尉・鶴見篤四郎役の玉木宏(46)も登壇。