11日にソウル競馬場で行われた韓国3冠の2冠目、韓国ダービー(韓国G1、ダート1800メートル)は直線で抜け出した単勝1.5倍のオアシスブルー(牡3、ペク・クァンヨル、父アンキャプチャード)が制覇。釜山慶南競馬場で行われた1冠目のKRAカップ・マイルに続いて完勝だった。

これでダービー3勝目となったペク・クァンヨル調教師(60)は3冠目に向けた意気込みを聞かれ、なぜか「モオイチド」と日本語を交えた。師といえば東日本大震災で調教師協会からだけでなく個人的にも義援金を送ったほど。内田利雄元騎手は韓国遠征時に最も世話になった調教師の1人だと話していた。てっきりインタビューを聞くこちらの顔を見て日本語が出たのだと思っていたら、その後に「今日は5月場所の初日だから」。相撲ファンなので思わず口にしたという。

もう1度-。6月15日に行われる農林畜産食品部長官杯(韓国G2、ダート2000メートル=ソウル)も勝てば9年ぶり2頭目(3冠の創設年にソウル競馬場の所属馬だけで争われた07年も含めれば3頭目)の3冠達成。距離が鍵だが「2000メートルまでは…。最善を尽くすだけです」。【牛山基康】