「2022年度JRA賞」が10日に決定し、年度代表馬には天皇賞・秋、有馬記念を制したイクイノックス(牡4、木村)が記者投票で選ばれた。各部門の受賞馬、受賞者は以下の通り。
年度代表馬 イクイノックス(木村)
年度代表馬にイクイノックス 父キタサンブラックと史上5組目の親子受賞
年度代表馬イクイノックス木村師「光栄」ルメール「今年も楽しみ」
最優秀2歳牡馬 ドルチェモア(須貝)
ドルチェモアが最優秀2歳牡馬に選出 須貝師「うれしい半面、重圧も感じています」
最優秀2歳牝馬 リバティアイランド(中内田)
リバティアイランド満票で最優秀2歳牝馬「チャンピオンに恥じない競馬を」中内田師
最優秀3歳牡馬 イクイノックス(木村)
イクイノックスが最優秀3歳牡馬も受賞 ダービー馬ドウデュースに大差つける
最優秀3歳牝馬 スターズオンアース(高柳瑞)
牝馬2冠スターズオンアースが最優秀3歳牝馬を受賞 高柳瑞師「頑張りのおかげ」
最優秀4歳以上牡馬 タイトルホルダー(栗田)
最優秀4歳以上牡馬にタイトルホルダー 栗田師「また強い姿をお見せできるように」
最優秀4歳以上牝馬 ジェラルディーナ(斉藤崇)
最優秀4歳以上牝馬にジェラルディーナ 斉藤崇師「成長と条件がかみ合ってくれた」
最優秀短距離馬 セリフォス(中内田)
セリフォスが最優秀短距離馬に輝く 中内田師「夏に本当にいい成長をしてくれた」
最優秀ダートホース カフェファラオ(堀)
最優秀ダート馬にカフェファラオ ダートG1唯一の年間2勝が評価
最優秀障害馬 オジュウチョウサン(和田正)
オジュウチョウサンが最優秀障害馬、史上初5度目受賞 次点ニシノデイジーと1票差
▼選考過程 各部門の受賞馬は記者投票により決定される。22年度は有資格者288人による投票の結果、全部門の得票数1位馬が受賞決定の条件となる投票者数の1/3以上の票を得て、選出された。最優秀2歳牝馬は満票。各部門受賞馬の中から選出される年度代表馬は282票、全体の97・9%を獲得したイクイノックスが受賞した。また選考委員会の推薦を受け、柴田善臣騎手(56)に特別賞が贈られた。令和4年春の褒章でJRA現役騎手として史上初の黄綬褒章を受章したこと、また11月5日福島1RではJRA史上最年長勝利記録(56歳3カ月7日)を更新した功績が評価された。
調教師部門
最多勝利 矢作芳人
最高勝率 中内田充正
最多賞金獲得 矢作芳人
優秀技術 木村哲也
騎手部門
JRA最多勝利 川田将雅
JRA最高勝率 川田将雅
JRA最多賞金獲得 川田将雅
騎手大賞 川田将雅
MVJ 戸崎圭太
最優秀障害 石神深一
最多勝利新人 今村聖奈
特別賞 柴田善臣