第104回全国高校野球選手権を仙台育英(宮城)が制し、東北勢の悲願だった深紅の大優勝旗の「白河の関越え」がついに実現した。春夏通じて「13度目の正直」でようやくたどり着いた“日本一”。日刊スポーツが東北の地に支社、支局を置いて30年あまり。東北6県の球児の活躍を追ってきた多くの高校野球担当記者にとっても今回の偉業にはさまざまな思いがあった。そこで、日刊スポーツ東北版では「白河の関越え 思いを馳せる」と題したコラムをスタート。東北に駐在した歴代の記者に日本一への賛辞や今の思い、取材当時の思い出などをつづってもらった。随時更新。



日本一への賛辞、当時の思い出…歴代東北駐在がつづる




【コラム】東北人気質が「白河の関」か「否」 18年、金足農・吉田輝星に見た覚悟

18年夏、準優勝に終わり、悔し涙を流す金足農・吉田(中央)
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【コラム】仙台育英がこじ開けた扉、他校が続くことで東北は真の強豪地区になる

11年夏、初戦で帝京に敗退し、悔しそうに汗をぬぐう大谷翔平
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【コラム】15年前、追いかけた夏思い出し…仙台育英OB由規の笑顔にグッときた

8月22日、仙台育英アルプスで後輩たちに声援をおくる07年甲子園メンバー。左から加藤陽亮さん、根元健太郎さん、鹿間哲平さん、埼玉武蔵ヒートベアーズ由規
8月22日、仙台育英アルプスで後輩たちに声援をおくる07年甲子園メンバー。左から加藤陽亮さん、根元健太郎さん、鹿間哲平さん、埼玉武蔵ヒートベアーズ由規

【コラム】東北の球児たちが実践してきた高度な野球 その土壌があっての「白河越え」だった

22日の決勝戦、5回裏2死一塁、ディレードスチールで二塁を陥れた仙台育英・橋本
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【コラム】仙台育英「ドラマ性の欠如」が新たな「ドラマ」を生んだ

16年、東邦にサヨナラ負けを喫した八戸学院光星・桜井はがっくり
16年、東邦にサヨナラ負けを喫した八戸学院光星・桜井はがっくり


【コラム】仙台育英センバツ準優勝から21年 いつも頭よぎる「人間万事塞翁が馬」

22日、下関国際を下し初優勝した仙台育英の選手たちは喜びを爆発させる
22日、下関国際を下し初優勝した仙台育英の選手たちは喜びを爆発させる

羽生結弦さんに便乗した「お守り作戦」仙台育英7年前の準優勝と愚かな私

2015年8月17日、甲子園準々決勝 秋田商対仙台育英 4回表仙台育英2死、右越えに先制ソロ本塁打を放つ仙台育英・平沢大河。投手秋田商・成田翔
2015年8月17日、甲子園準々決勝 秋田商対仙台育英 4回表仙台育英2死、右越えに先制ソロ本塁打を放つ仙台育英・平沢大河。投手秋田商・成田翔