広島赤松真人が引退 胃がん克服も1軍復帰はならず

広島が7日、赤松真人外野手(37)の現役引退を発表した。22日に会見が行われる予定で、22日中日戦(マツダスタジアム)を引退試合とすることも発表された。

赤松は平安(龍谷大平安)から立命大をへて、04年ドラフト6位で阪神に入団した。07年オフに阪神から新井の人的補償で広島に移籍。俊足の外野手として、新しい本拠地となったマツダスタジアムの中堅手としてレギュラーに定着した。09年にはオールスター戦に出場。10年8月4日横浜(DeNA)戦では村田の左中間席へのホームラン性の当たりをフェンスによじ登り好捕。このプレーが大きな注目を集め、米スポーツ専門テレビESPNでは全世界のあらゆるスポーツの中から選ばれるその週の「トップ10」の1位に選出されるなど世界でも取り上げられた。同年は自身初のゴールデングラブ賞も受賞。16年は主に代走や守備固めで25年ぶり優勝に貢献した。

16年12月15日に「胃がん」が発覚。同28日に公表し、翌17年1月に摘出手術を受けた。術後に「リンパ節」に転移が見つかっていたことが判明。同年7月7日に抗がん剤治療を終え、同11日に大野練習場でリハビリ組の3軍に復帰した。昨季は2軍戦で実戦復帰し、7月には復活アーチもかけた。「自分のためじゃない。周りのため。自分のためだったらとっくに辞めている。ラスト1年。その気持ちで闘いたい」と1軍復帰を目指した今季は2軍で46試合、打率1割4分3厘、0本塁打、3打点、2盗塁。1軍復帰はかなわなかった。

1軍では通算867試合に出場、403安打、打率2割4分9厘、21本塁打、144打点、136盗塁。

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