オリックス西村徳文監督が台湾代表としてプレミア12で躍動する張奕にエールを送った。

「1軍で何試合か投げたシーズンに台湾代表に選ばれた。なかなかできない経験」と話した。

台湾から日本球界入りして活躍した投手は、NPB通算117勝の郭泰源(西武)や5年連続2桁勝利をマークした荘勝雄(ロッテ)らがいるが「それ以上に(日本で)頑張ってもらいたい」と期待を込めた。

張は16年育成ドラフト1位で外野手としてオリックスに入団。昨季6月中旬に投手に転向した。今季5月に支配下選手登録され、8試合に登板して2勝をマークした。プレミア12では6日ベネズエラ戦で先発して7回無失点。12日韓国戦でも6回2/3を無失点に抑え、主戦級の活躍を見せた。「キャンプでもそんな気持ちでやってほしい。一回りも二回りも大きくなったところを見たい」。初の1軍キャンプ発進の可能性も出てきた。【真柴健】