日本ハムの高卒2年目左腕、根本悠楓投手(19)がノーヒットノーラン達成まで、あと2アウトに迫る好投を見せた。

7回まで1四球のみと快投。8回は2死無走者から四球と失策で一、三塁となったが、最後は二ゴロで切り抜けてノーヒッターを継続。2点リードで迎えた最終9回は右翼の阪口楽(うた)外野手(19)のファインプレーで1死を奪ったが、続くヤクルト武岡龍世内野手(21)に右翼線へ二塁打を浴びて降板となった。

今季は1軍で完全試合を含むノーヒッターが4人誕生しているが、根本が達成していれば、2軍戦では今季初の快挙で、18年7月1日に井納(DeNA)が日本ハム戦で達成して以来、同リーグ24人目25度目の記録となっていた。

根本は今季の開幕戦で1軍デビューし、5月29日の巨人戦(札幌ドーム)でプロ初勝利を挙げているが、この日は1、2軍を通じてプロ最長となる8回1/3を109球、1安打無失点、7奪三振の好投。1軍再昇格を大きくアピールした。

【2軍スコア速報】はこちら>>