元ヤクルトの宮本慎也氏(55=日刊スポーツ評論家)が12日までに、公式YouTubeチャンネル「解体慎書」を更新。今季限りで現役を引退した古巣ヤクルトの後輩、川端慎吾内野手(38)との思い出を振り返った。

宮本氏は川端の打撃技術について「天才的なバットコントロール」とあらためて絶賛。性格については「優しくて、内に秘めたものがあるタイプ」と振り返った。「弱かった体でよく20年間やり抜いた」と目尻を下げ、「技術があったからこそ続けられた。体力があればもっと稼げた。それくらいの選手」とも語った。さらに「体のわりに(身長185センチ)長打は少ないけど、当てるのがうまい。(15年に)首位打者も取っていますしね」と川端の残した功績をたたえた。

シーズン終盤に連絡を受けた際のエピソードも披露。「ちょっとグズグズしてましたけど、『自分でちゃんと決めなさいよ』って言いました」と背中を押した話も明かした。

来季から川端が2軍打撃コーチを務めることについては、「どういうバッターを育てるのか楽しみ」と期待を寄せた上で、「今と昔、アメリカや日本、韓国の打撃理論を幅広く学んで、選手に合うものを選んで教えていかないといけない」と助言した。続けて「今の選手は理論と伝え方がすごく大事。経験だけでは苦しい。いろいろ勉強して、良いコーチになってほしい」と温かくエールを送った。

最後には、川端の家族にも言及。「お父さんは仕事を途中でやめて、ずっと付きっきりでサポートしていた。妹の友紀さん(36)も女子プロ野球の元日本代表。全面協力で幼少期からずっとやっていたと思う。お父さんもお疲れさまでした」と笑顔で締めくくった。

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