軽量級注目のビッグマッチ、WBC世界スーパーフライ級タイトル戦の前日計量が9日(日本時間10日)、試合会場の米ロサンゼルスのザ・フォーラムで行われた。

 45戦全勝(38KO)の実績を持つ“ロマゴン”ことローマン・ゴンサレス(29=ニカラグア)が、4階級制覇をかけ、7度目の防衛を目指す王者カルロス・クアドラス(28=メキシコ)に挑戦する。

 先に計量器に乗ったのは初のスーパーフライ級での世界戦となるゴンサレス。リミットを200グラム下回る51・9キロでパスすると、ニカラグアからの大応援団に国旗を振って応えた。クアドラスは終始リラックスした表情で52キロでパス。力こぶを出す得意のポーズで仕上がりの良さをアピールした。

 ゴンサレスは「高いモチベーションでトレーニングを続けてきた。クアドラスは素晴らしい選手だが、必ず自分が勝利する」と闘志を燃やした。帝拳ジムに所属するクアドラスは、日本語で「勝てるよ。パワーが違う。自分は完璧、格好いいね」と笑顔で勝利に自信を見せた。

 計量会場に約100人の報道陣が詰めかけた注目の一戦には、ゴンサレスとの対戦が期待されるWBO世界スーパーフライ級王者・井上尚弥(23=大橋)も視察に訪れる。