新型コロナウイルスは多くの日常を奪っている。日々伝えられる感染者の数字に気持ちはめいり、先の展望が見えない閉塞(へいそく)感が募る。そんな時代だから、あらためて1人の男の生き様に触れたい。辰吉丈一郎。元WBC世界バンタム級王者で、今も現役を続ける「カリスマボクサー」だ。
日刊スポーツでは7年前、14年3月に「ザ・自伝」と題した10回連載で、辰吉の生き様を追った。その記事を再掲載する。(無料会員登録で読めます)
タイトル
連載1 ボクは現役のプロボクサーや 23歳から1日1食で減量準備
連載2 「負けたまま家に帰るな」父の言葉でいじめられっ子卒業
連載6 負けてわかった「家族のため」ではなく「自分のために」
連載9 ウィラポンに勝てばリング上で引退を表明するはずやった